棺の中で呼吸を待つ 目覚め始めた少女の熱 錆付いた針は今動き出す beginning for girl's dolls tales “Resurrection” 悲しみ継う街はそっと 風だけ語るセピアの記憶 旅立ちの日は君の好きな 砂糖菓子を二つ添えて歩き出す ah 希望だけを詠い 枯れ果てた夢を見る 壊れた理性の祈り 深く眠る僕の声よ 導いて遥か永久へ 裂けた心に溶ける闇 鳥達は皆 真実の地へ 瓦機の空で見つけた煌きを 見失わないように 果て無き道を孤独に往く お伽話の最後の頁 答えを探した君を求めて 終わりへ向かう ぼやけた月は頬を伝い 嘆きの詩を謳う夜と 忘れられない罪を晒し 傷口を今 君と舐め合う 自由と権利を与えられた人形はいつまでも価値を探す 知らずに何もわからずに道化師に惑わされた自分の存在 感情の檻の中で呟く毒の香りに犯された約束 教えてはくれない未来は空白で何もない虚像の革命 この世で彷徨う星達の出会いと別れは生物だけが 許されぬ意思を持つ物質の覚醒と背負いし宿命 感染を恐れた神の触媒は禁忌の聖域に砂漠を敷く 終わりの始まりの物語 いづれ朽ちゆく灯火に 賢者は願う恒久の生命 サヨナラの鏡が響く運河に 戻らぬ船は逝く 機械仕掛けの精神の罰 生まれた事の証明と矛盾 忘れな草に想いだけ託して 沈むこの世界 微笑む君に触れた時 預言者の瑕疵は満たされる 作り出された天使は奏で出す 運命の調べ 争いは止み花は散り 彩やか過ぎた風景は消える 吹き込んだ架空の歴史の中で 唱える“Resurrection” 棺の中で呼吸を待つ 目覚め始めた少女の熱 錆付いた針は今動き出す beginning for girl's dolls tales