そりゃあさ、君にあんなことを言われたら 僕だってやっぱり思うことはある だけど僕は強く言えない そのことを君は知ってるから、ああいう態度とるんだなぁ それならばこっちにも方法はある どうかこの思いよ届け! 君に呪いをかけて…そうだなぁ、猫になればいい だけど二人の仲は今より悪くならないように さっき出てった君が こんなふうになって戻ってくるとはさすがに後悔するよ 僕の右手舐める君は いつもの無邪気な顔で僕を見つめてる このままでもいいかもとちょっと思うなぁ どうせなら一緒に散歩するかい? 僕にも呪いをかけて!それなら解り合えるかも それで二匹の仲も今より良くなるかもしれない …だけどせっかく人として生まれたなら 僕が悪い方でいいから やっぱり「ごめん」と言いたいなぁ 君の呪いを解くには…あぁ、どうすればいい? 屈託のない声で君が鳴くよ 涙が出てきた 泣いてもなんの解決にもならなくて どうすれば… 本当にごめんよ 何度言っても言い足りないほどに その時君の声に呼ばれるように なぜか 君が、帰ってきた