苔むした沼で 耳を澄ませたら さんざめく葦の言葉が聞こえる 風音辿って あの道抜ければ 不思議な世界の あなたに出逢う 本当の名前を あなたはまだ知らない 凛としたその瞳も 何処となく陰るようで 天にのびる道 糸を流したら 風に乗って 飛べるような気がしてしまうの 本当の世界を ふたりはまだ知らない ゆくゆくはあなたも いち大人になってゆく 心に閉まった 夢のふるさと またあなたに 会えるような気がしてしまうの 终わり