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ヘッドフォンで閉ざした
流れる世界を見る
一口囓った青い果実を投げた 雨の中
まだ何も感じれなかった
誰と抱きあっていても愛しかったの
眠りたかっただけ
ビーズのようにつないだ
夕暮れ いろんな人と
バラバラで不揃いなほうが
わかり合えた
わたしたちしか気づかない
透明な傷だけが きらきらひかる
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尊い花を千切っている
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[03:34.50
ただ 温めてくれるから
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[04:49.42
人の波 押され
またひとり 戻ってしまう
この街角の風に 色をつけた
舞い上がった花ひら
新しい生き物みたい
わたしと泳ぐ
今日知り合ったまま
二度と会わない仲間たち
交わしたキス 信じ合う 一瞬を
約束は知らないから
尊い尊い花千切る
名前しか知らない花
ひらけ世界中の花
ひらけ世界中の瞳
ひらけ世界中の唄
ひらけ手のひらの罪
ひらけ手のひらの嘘
ひらけこの手のひらの影
おわり