胸の中 降り積もることば ひそやかに 音もたてず 儚くて かすかなささやき あなたへ つのるこの想いそのまま 白い羽にかわるなら その腕に 舞い落ちて消えたい そらをこえて ときをこえて 思い出さえも こえるならば 雪にたくした この手紙を あなたへと届けて 夕空を 染めるあかいいろ 遠すぎる そのほほえみ せつなくて ただいとしすぎて ふれれば こわれそうで ひいた指先 もういちどさしだすから いまだけは 抱きしめてください 空をへだてて なげた願い ひとひらの風 夢をさらう ただひとつだけ かなうのなら あなたのてのなかで かなしみさえも 雪にかわる やさしく深く 包みこんで 全て消えても あなただけを ずっと愛している そらをこえて ときをこえて 思い出さえも こえるならば 雪にたくした この想いを どうか憶えていて