輪郭をなぞれば ほら… 心隱して乱れ咲く誰も知らない姿を 認めて欲しい奧底で たった一人だけには 嘘を重れ重れ 閉ざされた物語 言葉紡ぐことも今はできないまま もしも叶うなれぼひとつだけ -雪が溶けるまで- あなたのに傍に居られることを 輪郭をなぞれぼ ほら等しい形で 宿す灯火は示す あなたのものだと 心に決めた道筋をただ諦めきれなくて 交わる度に傷ついたこの身体を抱き締めた 何を物語って 何を見て 何歌う 記憶の片隅にこの声を届けて 熱を帶びた瞼 泡雪が -告げられし運命- 頬を伝って今 零れ落つ 明日を重れたくて信じてた物語 言葉繋ぐことも今はできないまま もしも叶うなれぼひとつだけ -雪が溶けるまで- あなたと共に居られることを