ほらまた君(きみ)の泣(な)きそうな顔(かお) 見(み)て見(み)ぬフリで僕(ぼく)は今日(きょう)も この気持(きも)ちを押(お)し潰(つぶ)していく 他愛(たあい)のないごまかしで 「君(きみ)の弱音(よわね)や強(つよ)がり全部(ぜんぶ) 僕(ぼく)が食(た)べてあげよう」だとか 言(い)えない言葉(ことば)は積(つ)もっていく ゆるりゆるり弧(こ)を描(えが)く 僕(ぼく)の欠片(かけら)のひとつひとつ 嘘(うそ)をつむいだら「いい子(こ)」になれるの? 君(きみ)に届(とど)かない僕(ぼく)の歌(うた) 泡(あわ)になってもう 遠(とお)く消(き)えてく 君(きみ)の欠片(かけら)のひとつひとつ 飲(の)み込(こ)んだ気持(きも)ち ルルラリラリラ 昨日(きのう)の僕(ぼく)にさようなら 手(て)を振(ふ)ってしまえば見(み)えなくなってく ほらまた君(きみ)の傷(きず)ついた顔(かお) 愛想笑(あいそわら)いの僕(ぼく)は今日(きょう)も この気持(きも)ちを押(お)し殺(ころ)していく 他愛(たあい)のない口(くち)ぶりで 「僕(ぼく)の傷(いた)みや孤独(こどく)も全部(ぜんぶ) 君(きみ)にあげてしまおう」なんてねぇ きっと君(きみ)には言(い)えないままで ゆるりゆるり弧(こ)を描(えが)く 君(きみ)の欠片(かけら)のひとつひとつ 口(くち)を噤(つぐ)んだら「いい子(こ)」になれるの? 僕(ぼく)に届(とど)かない君(きみ)の声(こえ) 泡(あわ)になってほら 遠(とお)く消(き)えてく 僕(ぼく)の欠片(かけら)のひとつひとつ 飲(の)み込(こ)んだ涙(なみだ) ルルラリラリラ 明日(あした)の君(きみ)にさようなら 手(て)を振(ふ)ってしまえば見(み)えなくなってく 僕(ぼく)の欠片(かけら)をひとつひとつ 繋(つな)がった手(て)と手(て) ルルラリラリラ 君(きみ)の欠片(かけら)とひとつひとつ 繋(つな)がった手(て)と手(て)が 僕(ぼく)の欠片(かけら)のひとつひとつ 嘘(うそ)をつむいだら「いい子(こ)」になれるの? 昨日(きのう)の僕(ぼく)にさようなら 手(て)を振(ふ)ってしまえば消(き)え無(な)くなってく