どうしてだろ 夏の終わりが さびしいわけじゃないのに あふれる涙 こらえきれずに 泣いたんだ ひとりきりで 淡い夢よ せつない恋よ 欲しかったのは あなたの やさしい笑顔 聞きなれた声 心から はなれないの もうすこしで わかりあえたね 遠いあの日 忘れない 大切な 思い出だよ 時を忘れて 遊んでいたね あなたとの楽しい日々 いつまででも 続くものだと 信じ続けた あの季節 いつか私も おとなになって 忙しく流されてく それでもきっと あなたがくれた 愛は心に残るよ 手を伸ばしたら 届いたのかな 未来は変わったのかな 青い空を 見上げてみても なにげなく 雲は揺れる 雨の香り 懐かしくて 急がずに歩いていたら うつむく心 洗い流しに 最後の夕立ちが来た 時はうしろに もどれないから 出会いと別れはきっと 神様の贈り物ね 雨上がりの 赤い夕日に 心をあわせてみたの ほんの少し やさしい街が 空にとけ 色づいてく きっときっと あなたは今も どこかで輝いている もう少しで 何かが変わる そんな気がしてきたんだ 日々がまた 色づいてく 新しい夢の中を 雨上がりの心で