[ti:锚の罗针盘] [ar:lily-an] [00:00.00] [00:38.80]声をかけては惑わせ 腕を伸ばして引き込む [00:45.67]ほの暗い水の底では 死者の宴が開かれる [00:53.87] [01:06.47]宛ら私は鳥籠 心に鬼を飼う [01:13.02]海鳥も浅ましく 錨の傍を飛ぶ [01:19.65]雁字搦めのプリマドンナ その声に誘われ [01:26.29]死者が踊る海の底に 縛られてる [01:32.78] [01:33.13]一羽の優しい鳥は 光射す羅針盤 [01:39.60]沈んだ命の船よ 面舵を取れ! 追い風に乗れ! 飛倉よ! [01:49.94] [01:50.71]船に 千づる 火の粉を祓う 暁に揺れる水面 [01:57.55]空に映える 星空遠く 連れる船の先へ [02:04.30] [02:09.68]陸に降り立つ船乗り 灼熱地獄を歩く [02:16.07]歪な地霊の底では 鈍色の幕が掛かる [02:23.56] [02:37.67]宛ら世界は鳥籠 決して逃げられない [02:44.30]雛鳥も浅ましく 口をあけて叫ぶ [02:50.93]がらんどうのプリマドンナ その心は空虚 [02:57.57]死者が燃える谷の底に 縛られてる [03:04.22] [03:04.48]一途な浅瀬の鳥は 命燃す羅針盤 [03:10.78]浮かんだ命の船よ 錨を上げろ! 濁流に乗れ! 飛倉よ! [03:21.14] [03:22.01]船を 救う 柄杓を翳す 黄昏に消える水面 [03:28.69]空に映える 星空遠く 全て貴女に会う為 [03:36.28] [03:50.73]虚ろなあの日々 沈んだ心の海 [03:57.08]飛び立つ為には 足枷が邪魔をしてた [04:03.48]探して 壊して ただ 昔を探すだけ [04:10.16]縛られ ただ 死んでいた [04:15.25]そんな 日々を 二度も 貴女に [04:19.83]二度と 二度と 思わせ無い [04:24.73] [04:25.69]星を 連れる 命の船は 救いを求める海図 [04:32.50]その優しく 哀しい声を 救い求め続く [04:38.55] [04:38.91]空に映える 星空遠く 錨を下ろす事無く [04:45.71]貴女の待つ ニライカナイに 飛倉は 舳先を向く [04:58.84]船を救う一羽の鳥よ 鳥を救う空飛ぶ船よ [05:13.30]