君の夜 僕の夜 空の上の鼓動で また目が覚めた 冷たいナイフと 暖かい果実 溶け出すと 流れると それの間の軌道で  またもぐりだす なめらかな泥と 分厚いピンクにすーっと 花つぼみ 夜の海 風の上の波動で また動き出す 透明なふたり  遠い出会向かった