風の強い日に砂が目に入って 痛い 祈るような日記を書き続けている 風の強い日に金色はのっとに焼き付いて 夜が来る頃には熱は冷めるのと 風の強い日に砂が目に入って 痛い 終わりのない手紙を書き続けている 風の強い日に金色は頬に張り付いて 朝が来る頃には乾いて測れる 風の強い日は真夜中に時計を止めて かき消された言葉を繰り返し聴いた 風の強い日に金色は当たりに散って 交差点の星屑刷毛型に気づく