色内埠頭に 佇めば 日付が昔に 舞い戻る 忘れないあなたを今も 船の汽笛を聞く度に おもいでばかり打ち寄せる 小樽 北浜 港町運河 黄昏カモメが 二羽三羽 波間をかすめて 飛んでいく 恋しさが こみあげてくる 辛い心を あおるよに 逢いたいあなたひと目でも 小樽 石壁 港町運河 洋燈(ランプ)の明かりが ゆらゆらと 川面に浮かんで伸びていく 淋しいよ秋が過ぎれば 空もふるえて雪になる もう一度あなた抱きしめて 小樽 絵ごよみ 港町運河