誰に焦がれて 鳴くのやら 瀬戸は日暮れて 人もない もしも寒けりゃ この胸を 貸してあげよか 磯千鳥 あ~ひと晩 磯千鳥 風もないのに はらはらと 散るは屋島の 紅椿 ふたり歩いた あの頃を 思いだすのも 女ゆえ あ~一途に 女ゆえ ·· 音 楽 ·· 船はいつくる いつ戻る 寄せて返すは 波ばかり 忘れられない あの人を 耐えた月日が 長すぎる あ~思えば 長すぎる