作曲 : 出羽良彰 作词 : 黒崎真音 小さな鳥飛び立てぬ 愚かな理(ことわり) 揺れる木々が ざわめく時 羽根は息吹くのだろう 全てが思いのままに 行かぬ今生 それ故に 籠の中の小鳥 今こそ 其の両翼で飛びたちたまえ それが真の在るべき姿 誰も邪魔は出来ない 人間-ひと-は常に探してる 甘美な微熱を 輝かしい愛-まな-の果てに 人間-ひと-は壊れていく 途絶えぬ 幻朧の芽を 共に課された定めを 生きたい 籠の中の小鳥 羽ばたけ 風に攫われ赴くまま 同じ空の下-もと-に生まれた 痛み分かち合う為 紅蓮の夕日に 染まった瞳 突き刺す想いは 剣と化して この世に蔓延る 絶えぬ 悲哀から 自分以外に 護りきれる者はいない 誰が為 羽根を広げるのか 別離-わかれ-の風 吹き荒れる時 記憶の桜花となり散って 美しく去り消える 籠の中の小鳥よ 何時の日か 此の両翼で抱き止めよう 同じ空の下-もと-に生まれた 深く愛おし絆を