智代「朋也、朝だぞ」 朋也「智代」 智代「何だ」 朋也「別れよう」 智代「え」 朋也「短い間だったが、楽しかったよ」 智代「朋也...それは冗談か?冗談なんだな」 智代「早く冗談だと言え、でないとどうしたらいいのか分からなくなる」 朋也「お前さ、案外可愛い所あるのな」 智代「案外という言葉は余計だぞ」 朋也「冗談だよ」 ...... 智代「もう大丈夫だ、歩いて行こう」 路人女「智代先輩、頑張ってください」 智代「ああ、ありがとう」 春园「何が頑張るの?喧嘩?」 朋也「選挙活動が始まったのか」 春园「選挙、何の?」 智代「生徒会選挙に決まってるだろう?生徒会長に立候補したんだ」 朋也「生徒会長?!」 智代「不服か?」 春原「不服も何も...不服だ!僕たちに付きまとうで、果ては生徒会長になるだって、何の嫌がらせだ」 智代「立候補しただけで、まだ生徒会に入ったというわけではない」 春原「でも入る気は満々なわけだ」 智代「ああ」 春原「なら一緒だろう」 ...... 春原「きっと当選するよ、お前」 智代「どうして、そう思う」 春原「お前は曲がった所がないから、性別関係なく好かれるしな」 春原「嬉しくないのか?喜べよ」 智代「素直に喜べない。こんな空気の重い毎日になってしまうのは悲しい」 春原「君、まさか生徒会長になってもここに来るつもり」 智代「ダメなのか?」 春原「かっ」 智代「ここに来たいだ」 春原「どうして?」 智代「楽しいからだ」 春原「こっちじゃ楽しくねよ」 智代「あんなに真剣に嫌がれるなんて、思わなかったな」 朋也「でも、やらないといけないだろう」 智代「その通りだ」 朋也「...明日から、春原を起こしに行かないほうがいいな」 智代「うん」 ...... 朋也「ん?どうした」 智代「見て見ろ」 朋也「もう選挙ポスター張り出してるんだな」 智代「お前の目は不視野か?名前の下の落書きだ」 朋也「ん?不良女...」 智代「知ている奴がいるんだな、他にも」 朋也「これ以上増えないといいだけどな」 智代「ああ」 ...... 朋也「落書き増えてるの」 智代「ほっておけ、本当のことだからな」 朋也「このままだもっと増えるぞ、それで評価が落として落選するなら、ばかばかしいだろう」 智代「応援してくれていたのか、知らなかったな」 朋也「応援はしていない。けど、自分の彼女が侮辱されて、いい気はしない」 智代「侮辱じゃない、事実だ」 朋也「本当にいいのかよ」 智代「構わないと言っているんだ」 智代「朋也、連休は予定があるのか」 朋也「寝て過ごす予定だ」 智代「ダメだぞ、せっかく早起きのリズムが付いてきたというのに」 智代「よし、休み中は遊びに行ってやるぞ」 朋也「いや、それはいい。自分で起きるって」 智代「心配するな、いつもみたいな時間にはいかない。昼ご飯を作りに行ってやろ、これでも結構美味いだぞ」 ...... 路人1「なぁこれ、本当だったらすごいことだよな」 路人2「でも、あいつならなんかやりそうじゃ?」 路人3「なんかあると思ってたわよね」 路人4「うわさで聞いてだよ、そっち方面じゃ結構有名だったって」 路人5「何それ、詳しく聞かせないよ」 ...... 朋也「生徒会立候補の不良女、衝撃な過去、学級崩壊させる、入院した生徒の割り...」 朋也「くそ」