作曲:久保田早紀 作词:久保田早紀 スタジオ 帰りの朝 起き抜けの 都会(まち)は 何もかも 忘れたように 今朝の顔を している 車の無い 通りを 小犬が さまよう ぬくもりを 失くした今は お前と 同じだよ 夢は 書きかけの五線譜に 消え去り 時の重さだけ残る 彼と彼女の歌 いつの世も 皮肉だね 苦い 思い出程 うたに なるなんて テレビ塔が 夜空を 突き抜けて 仰ぐ 果てのない 都会の海を 旅する このギター 一日の 終わりには 渇いた空しさ 待つ人もない あの部屋に このまま 帰れない 今の心を そっとなぞる メロディ 古い五線譜にはない 彼と彼女の歌 いつの世も 皮肉だね 苦い 思い出程 うたに なるなんて 彼と彼女の歌 いつの世も 皮肉だね 苦い 思い出程 うたに なるなんて