みぞれ混じりの雪に濡れて 君と寄り添い歩いたね どこへ行こうか この手をつないで 白い吐息が暖かくて あぁ 時が経てば 人は変わってゆく 君も忘れてゆくのでしょうか 今もこうして てのひら翳せば 戻れぬ あの冬の道 季節はいつでも変わらぬ姿で 私を残してゆくばかり いつか話した二人の夢は 若すぎたあの頃 見えなくて あぁ せめて時が 緩やかだったなら 手を離すこともなかったのに みぞれ混じりの雪が今年も ひとり 心 降り積むる 戻れぬ あの冬の道