[00:42.63]白い素足が割る水鏡 [00:53.17]月影 散らし舞い飛ぶ黒蝶 [01:03.98]その手にとまった夜 [01:06.75]疼(うず)いて解けた綻(ほころ)び [01:09.33]見つけた指先 誰も知らない [01:14.10]思いの水を飲んで [01:19.26]清らに死にたいのに… [01:25.90] [01:33.42]死ねないなら [01:38.74](この涙を貝に変え [01:41.21]御胸にそっと贈りたい) [01:44.08]時の玉響に [01:49.41](白日に落ち消えてく [01:51.94]儚い夢の残り香) [01:54.68]忘れ得ぬもの [02:00.01](木の葉がそっと触れた跡 [02:02.64]孤独の切先削(そ)いでく) [02:05.37]理性犯すdeja-vu [02:10.67](運命(さだめ)から逃げるように [02:13.23]鏡の庭に隠れた) [02:15.96]嗚呼… [02:22.17] [02:37.43]まるで花びらを慈(いつく)しむように [02:47.67]なぞった指先に頬は焼けた [02:58.62]熱さが消えないから [03:01.20]千切れてしまいそうになる [03:03.95]会えないなら その指を下さい [03:08.67]眠れぬ夜に濡れる 私は紙人形 [03:20.61] [03:27.71]生きたいなら [03:33.36](朝までじっと堪えてて [03:35.92]宵闇に息ひそめて) [03:38.64]鍵を見つけなきゃ [03:43.97](目を閉じたら唇で [03:46.56]その細い道 辿って) [03:49.40]盜まれたのは [03:54.65](ただ漏れる息 繋いで [03:57.23]命打ち鳴らす鼓動) [04:00.00]紺青色のjamais vu [04:05.40](絶えずぐるりの三界(さんかい) [04:07.90]背中合わせ鏡の庭で) [04:16.41] [04:21.51]―今は言えない― [04:32.01]―夢に消えたい― [04:42.36]―そこへ行きたい― [04:53.32]―キミハシネナイ― [05:03.65] [05:04.90] [05:06.16]おわり