ランボルギーニが消えて 一つの恋が終りました 私の中からあのひとの面影が 風のように遠ざかります 季節はさびしい冬で 舗道の上は枯葉ばかり 私の心は寒そうにかじかんで つらいとさえいわないのです あのひとは青春のガラス窓を きらめいて通り過ぎた木もれ陽のよう 追いかけては悲しい 追いかけてははかない バイバイ ランボルギーニ バイバイ ランボルギーニ バイバイ ランボルギーニ バイバイ・・・・・・ ランボルギーニが消えて 十九の年令が終りました 私の胸から夢を見るおさなさが 音をたててこわれています あのひとは青春の時のシネマ 見てる間に胸をよぎるまぼろしのよう 追いかけては悲しい 追いかけてははかない バイバイ ランボルギーニ バイバイ ランボルギーニ バイバイ ランボルギーニ バイバイ・・・・・・