追いかけても 追いかけても 時は逃げてゆく まるで幻さ 誰のために 何のために 人は生きるのか 命燃やして 砂漠の様だと 誰か言ってた 涙も 涸れ果ててる それでも愛の許へ 悲しみは砂になって 足を掴む 誰もみな 孤独なジプシー オアシスに辿り着いた者はいない 足跡は消えて風に舞う ひとしずくの ひとしずくの 愛が欲しいだけ 命潤して 砂漠に消えてく 夢追い人 最期を見た者など ひとりも いないはずさ 苦しみは砂になって 頬を叩く 誰もみな 孤独なジプシー 帰れない道と知って 歩いてゆく 魂の声が呼ぶ方へ 杯を掲げて 飲み干せばいい 夢も愛も毒さえも ひと思いに それは幻だと知っていても 旅人が今日も消える この身体投げ出しても 近づきたい 誰もみな孤独なジプシー 悲しみは砂になって 足を掴む 誰もみな 孤独なジプシー オアシスに辿り着いた者はいない 足跡は消えて風に舞う