燃えるように赤い 赤いアガパンサスの花のように強くみたいの 息を殺して 闇に溶け このまま 煙の香りに 誘われて 闇をに輝く月が けだるく滴る 優しい鳥の叫びが 遠くから響いてくる 白い羽根を広げる陽炎 その羽に空を写そう 怒りも何も 感じなくなってから 暗い闇の底に落ちやる