「ジュリエット」 作曲、編曲:Drop 夜(よる)の闇(やみ)へ溶(と)ける 囁(ささや)いた恋(こい)の歌(うた) 伏(ふ)せた瞳(ひとみ)の星(ほし)は 止(と)め処(と)なく流(なが)れて落(お)ちるだけ 「深(ふか)く求(もと)め合(あ)い 一(ひと)つの生(い)き物(もの)になれたらいいのに…」 禁(きん)じられた二人(ふたり)に許(ゆる)される事(こと)は何(なに)も無(な)い 夜明(よあ)けの光(ひかり)など待(ま)たずに 甘(あま)い切(き)り札(ふだ)を飲(の)み干(ほ)したなら plumの唇(くちびる)を重(かさ)ねて 崩(くず)れるように全(すべ)て失(うしな)ってみたい 呪(のろ)われた茨(いばら)の お城(しろ)へと閉(と)じ込(こ)めて 貴方(あなた)のいない日々(ひび)は 時(とき)を止(と)めて眠(ねむ)り続(つづ)けましょう 抗(あらが)う術(すべ)も知(し)らない二人(ふたり)は 思惑(おもわく)に流(なが)されて 明日(あす)には命(いのち)を奪(うば)い合(あ)う 悪(あ)しき獣(けもの)に変(か)わる 眩暈(めまい)誘(さそ)う光(ひかり)の先(さき)に きっと待(ま)っている二人(ふたり)の楽園(エデン) 清(きよ)らかな心(こころ)は解(と)け合(あ)い 愛(あい)した残像(ざんぞう)を描(えが)くのです 今(いま)、抱(だ)き締(し)めて  影(かげ)に捕(つか)まってしまう前(まえ)に 眠(ねむ)りは永久(とわ)に続(つづ)く 貴方(あなた)となら怖(こわ)くないわ 震(ふる)え出(だ)したからだ 許(ゆる)して 自由(じゆう)の羽(はね)はすぐ其処(そこ)に在(あ)るの 遠(えいえん)の愛(あい)を誓(ちか)ったら 瞼(まぶた)にくちづけて 夜明(よあ)けの光(ひかり)など待(ま)たずに 甘(あま)い切(き)り札(ふだ)を飲(の)み干(ほ)したなら 清(きよ)らかな心(こころ)は解(と)け合(あ)い 何(なに)もかも許(ゆる)される世界(せかい)へ行(い)ける 終わり