見守る太陽 透き通る風 いつもと同じ日々を穏やかに過ごす あの日世界は闇に覆われ 嵐のように村を飲み込んで行った 闇に怯え逃げ出せずに 独りでうずくまってけ 諦めてたそのこころに暖かい光が射した そっと伸びる手 穏やかな瞳 その奥に炎やどして 名も名乗らずに去ってしまう彼 いつかまた逢えると信じている 風と去った彼の光は 今も心の奥で輝いている この大地で育てた花 希望に満ち溢れて 深い強く綺麗に咲く 新しい生命の光 あなたの元へ届けてあげたい あの時の想いと共に 冷たく揺れる月明かりの下 夜空へと祈りを捧げる 荒野に咲いた小さなつぼみは 少しずつ花を咲かせる 溢れる気持ちこの風に乗せて 幸せをあなたに届けたい 终