人と人が痛みを わかり合えたならば あの貧しい丘に 吹く風は変るの? いつか誰かがいった 心配はいらない 太陽はすべてに ぬくもりをくれる 翼の生えない心がゆれる 生き急いだ夢のつづきがすねる 忘れてしまいたいことなど誰にもある だから ふるえる指の理由はまだ尋かない 誰かを愛して 季節はめぐる 小鳥のいた大地に花が咲くように やがて丘の上にも春がおとづれるだろう いつの日にか一緒に またたずねてみよう 心配はいらない