二人で旅に出るのよ 風に揺られる緑が 水面に漂う水草のように 空を撫でる頃 あなたが話してくれた きたの青空へ 私もいってみたいの 真夏の湿原を走ってゆく 汽車に乗ったら 子供の頃のように 疲れを知らずに どとかない声や 思いがなくなるように あなたと旅してゆこう 夜明けとともに起きたら マゼンダ色の朝日が ゆっくりと湖を洗うように 空をかけれゆく あなたと笑っていると めぐる思い出が 悲しい歌をやめるの 真夏のさんざめく 星空に耳を澄まして どこまでも優しく 両手をつないで 途切れない愛の 記憶のさい果てを 探して あなたとゆこう 真夏の湿原を走ってゆく 汽車に乗ったら 子供の頃のように 疲れを知らずに 届かない声や 思いがなくなるように あなたと旅してゆこう