光る眼で闇を読む恐るべき子供たち 生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた 腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すも私たちの業 犬のように笑い 豚のように泣い 喚き続けたあとには さあどする 守られあやされ壊れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌く心の 引き金に指を掛け 守られあやされ壊して すべてわっかたふりをして 撃つのは甲斐なき幻ばかり