赤色に染まる雲 ひとり眺めてる あの日みた街が とても懐かしく思える たくさんの色を雑ぜてしまった この街に 僕はただ何も出来ず 立ち止まっている 別々の場所から僕ら あの空を見てたんだね 今は僕の隣で ほら 真っ白な明日に色をつけ 歩いてゆく 僕の声は届いているだろうか あの虹のその向こうに 雨に濡れて流されたとしても また七色に光るから 単純で不器用な 僕は少しずつ 君を傷つけてる事 気付かずにいたね 君の手は温かくて いつも優しかった それが当たり前の事だと 思っていたよ 振り返った時は遅すぎて モノクロのフィルムのように 背中押してくれた君は 今はもう色を変え 違う空 眺めていた 僕の声は届いているだろうか あの虹のその向こうに 雨に濡れて流されたとしても また七色に光るから また会える日が来るなら 二人 笑い合えるように あのフィルムに色をつけて ここにいるよ 僕の声は届いているだろうか いくつもの夜を越えて 君がくれた たくさんの光 明日へ続くよ 僕の声は聞こえているだろうか あの虹のその向こうに 君がくれた たくさんの光 集めて明日を描くよ