甘い夢の続きは幼すぎて 淡い君の笑顔は遠い日のうた いつだってそれは心をすり抜けて いつしか色槌せてすれ違ってく あてにならない言葉を紡いでみる夜 夢の続きをひとしきり数えて 星がわらう 今よみがえる青い海の記憶 ずっと変わらずに呼びかけているよ 確かめあったあの日の風は少しいたずらに揺れて 愛した声も傷ついた静けさも連れ去ってしまった そして二人は何も映らない空と懐かしい音を 胸に溶かして 終らない旅の行方を描きはじめて 闇を走り震える雨をぬけて はるか見渡すのは眠らない海 いつだってきっと届けてくれるのさ 夏を待ってる波がうらやむ秘密 どこまでもまばゆい星は砂にうめて 今よみがえる青い海の記憶 そっとこれからを鮮やかに染めて 確かめあったあの日の風は少しいたずらに揺れて 愛した声も傷ついた静けさも連れ去ってしまった いつかはめぐり優しい想いが素肌に触れたならば すべて溶かして 終らない次の旅へと泳ぎはじめて