ふわり 頬撫でる優しい風 待ちぼうけの心を揺らす あなたの面影を呼び覚ます 残された想いは何処へ どこまでも続いてく雲を眺めて 透き通る水面に 映す過ぎ去く日々 握り諦めた手の平 未来を描いた 鮮やかに揺れる景色は埋もれたまま 冷たい指先を微かに繋ぐ系 手繰りよせては確かめる ただ何度でも 忘れぬよう ゆらり あかく淡くとけてゆく 恋は水になって消えた 肩越しにまだ残るぬくもり 今は 記憶に身を委ね 置き去りの約束を胸に抱いて 閉ざされたままの時を踏みしめ歩く 静けさの隣に失った微笑み 遠ざかってく夢たちを ただ忘れぬよう 刻みこむ さらり 崩れ落ちてゆく砂は 思い出を滲ませ舞った 消えそうになっては揺れる火影 辿り探す 想いの果て ふわり 頬撫でる優しい風 あなたの面影を呼び覚ます ゆらり あかく淡くとけてゆく 恋は水になって消えた 消えそうになっては揺れる火影 辿り探す 想いの果て