水辺に浮かぶ 枯れた聖者の声が 色のない哀しみに 波を立てて だけど 求める 誰か 欲しくなるから 何も知らないままに 火をつけた また ざわめいた森を そっと なだめては謡う ほら 真っ白な夜に 忘れた ひとり 探してる 近づきたいよ 君の嘘なら 触れていたくて 何度も繰り返した 綺麗なアイで 私を眠らせて そう、願ってる 星に根ざした 重さ 思い出せずに 空に ただ憧れて 迷い込む ほら 鳥達が問うよ ねえ どれが君なのか この 巡らせた憶いも 伝う温度も さらわれて 近づきたいよ 君の嘘なら 触れていたくて 何度も繰り返した 綺麗なアイで 世界を汚しても まだ、信じている 聞きたくないよ 落ちる言の葉 知らない声で 何も奪わないで 願いひとつ 望むほどに遠く まだ 手招いているの 嗚呼 声も聞こえなくて もう 思い出せないのに 何故、何も映らないの? この鏡には