[00:14]泣けばいい 鳴くがいい [00:17]傷負う白虎となり [00:20]溢れる血 嘗め取れば [00:24]西の空に垂れるゆうづつ [00:38]眼に映った世界が全てと [00:45]匣庭で謳う愛の寒さ [00:51]革底の足は土に触れたかい [00:58]汚れぬ体はどこに流れつく [01:05]今日を屠る [01:07]明日を殺す [01:09]君を見失う [01:11]まだ二人 [01:13]出逢ってもないというのにね [01:20]笑えばいい 嗤うがいい [01:23]甲羅巻くへびのように [01:27]捩るはら 黒々と [01:30]そんな奴も素敵かもね [01:34]右や左のアァ旦那様 [01:38]銭で買えますか [01:43]身の程知らぬゆえに [01:46]望むものみな手に入れます [02:06]誰もが抱える闇という魔物 [02:14]月影の鞘に封じ込めれば [02:21]見たことないゆめ [02:24]鮮やかに磨がれ [02:28]恐れるものなど目の前にはない [02:34]僕は個体 [02:36]君は個別 [02:38]違う場所を生き [02:41]つながっていたければ [02:45]共に羽をもげ [02:50]飛べばいい 翔ぶがいい [02:53]炎の朱雀のように [02:57]交わった僕たちは [03:00]夜の果ての十字星だ [03:03]どこに墜ちても鬼の頭上か [03:06]背を突き破る角 [03:12]後ろ指さす人間の [03:15]爪よりいくらか温かい [03:46]泣きたけりゃ鳴くがいい [03:49]傷負う白虎のように [03:53]吹き出す血舐め取れば [03:56]東の空泳ぐ雷雨 [04:00]怒りたきゃ怒ればいい [04:03]牙を剥く青龍のように [04:07]蒼褪めた季節には [04:10]散らす葩の鱗もなく [04:13]日はまた昇る まだただ昇る [04:17]紅の円陣 [04:22]さあ僕の胸を狙え [04:26]此処は最後の結界爆心