夢の途中で 見つけたものは 小さな箱を手にした自分だった タイムマシンの操縦室で 夜に紛れた 声は遠く 白い 白い 石ころ 長い 長い 帰り 赤い 赤い ガラス 遠い 遠い 地平線 交錯した 信号が変わる その背中 伝えて 伝えて ずっと閉まってあっだんた 過去の手の中に ずっと吸い込まれるんだ 未知の空間に 遠くを見ていたいんだ 曇ったレンズを捨てて 新しい絵筆で モノクロのセカイを微かに揺らす そうして見た世界には なにが息をしていますか ビー玉もアメ玉も あなたを反射すだろう いろんな僕が重なって 新しい僕ができるだろう 現実も空想も 無くしたものなんてない