飛行船を見つめてた 月の明かりに揺られ 無愛想な珊瑚礁も 沈む僕らを嘲笑う 空っぽな暗闇は 夢の終わりを見せて 変わらない灯火を 無邪気に信じられた? それは眩しくて 夜目では眩むのでしょうか 満たされた闇の中で 溺れ方も知らないまま いつか泳ぎ疲れて 奪い合ったとしても 僕らは鳥になれない ただあなたへ 届けばいいのにな いつから?それは夢? 違うよそれは欲だ 嘘吐きと欲を吸って 紅色の花が咲く 穢れた僕らは いつ裁かられるのでしょうか 閉ざされた籠の中で 正しさは嘘に塗れて いつか 全部なくしても あなたはこの言葉を 忘れないで ずっとずっと 終わりかけの夢の中で 冷たい深海の淵で 今 呼吸をやめて 溺れたとき涙が 僕らを洗うのだろう ただあなたに 届けたくて そう最初は それだけだったのに