[00:30.86]たとえそれが叶わない夢でも [00:34.41]自分を殺してまで生き続けるよりは [00:38.18]道ばたの小石になろうとも [00:41.91]今動かないよりはまだましなのさ [00:45.71]目まぐるしい時の流れなど [00:49.40]横目でにらみつければいい [00:53.16]変わらない心がある限り [00:56.71]人のそしりは通り雨のよう [01:00.63]幸福の大きさなど計れないもの [01:04.40]不幸の深さは闇の奥まで続く [01:08.16]いずれに身をゆだねていたところで [01:11.89]明日が形を変えるわけじゃない [01:15.71]越えなければならないものがある [01:19.28]語らずに行かねばならない時がある [01:23.13]コップ一杯の水を一息に飲み干して [01:26.73]朝のうちに外の雨を感じよう [01:30.80]言葉に酔いすぎた人々は [01:34.48]満足という定期便を待つばかり [01:38.15]心は貧しくなっているけれど [01:41.90]現実には充たされた気分 [01:45.70]踏切を通過する満員電車 [01:49.30]あらゆるため息をつめ込んでいる [01:53.13]どこの駅で誰が降りようとも [01:56.91]ベルにせかされ電車は走り出す [02:00.60]生きていくのがそれこそわずらわしい時がある [02:08.05]恥をさらすには それだけ利口になり過ぎて [02:15.34]たけど船はまだ港の中 [02:19.11]乗り遅れそうなのは誰 [02:23.12]間に合うさ 間に合うさ [02:26.82]遅すぎる事は無い [02:32.57]人を愛したり 人を拒んだり [02:36.22]何かを奪ったり 束縛されたり [02:39.97]人生のメニューはいつも多すぎて [02:43.71]一つだけを選べないでいる [02:47.45]つけっぱなしたままのブラウン管からは [02:51.06]欺瞞に満ちた笑顔とやさしさが [02:55.01]現実を伝えるニュースの合間に [02:58.75]土足のままで入り込んで来る [03:02.46]人は生まれた時すでに旅をしている [03:06.07]頭の中にそれぞれの地図を広げ [03:09.95]誰かとの出会いで立ち止っても [03:13.60]旅人を引き止める鎖は無い [03:17.43]すべてが終わってしまったわけじゃない [03:21.10]今何かを始めればそれでいい [03:24.86]荷物をまとめようとしなくても [03:28.64]その中の1つだけ携えていこう [03:32.53]生きていくのがそれこそわずらわしい時がある [03:39.62]恥をさらすには それだけ利口になり過ぎて [03:47.11]たけど船はまだ港の中 [03:50.99]乗り遅れそうなのは誰 [03:54.90]間に合うさ 間に合うさ [03:58.71]遅すぎる事は無い