[00:10.80]北の街ではもう 悲しみを暖炉で [00:20.95]燃やしはじめてるらしい [00:26.24]理由のわからないことで 悩んでいるうち [00:36.12]老いぼれてしまうから [00:41.14]黙りとおした歳月を [00:46.23]ひろい集めて 暖めあおう [00:53.58]襟裳の春は 何もない春です [01:06.78]君は二杯目だよね コーヒーカップに [01:16.83]角砂糖をひとつだったね [01:21.75]捨てて来てしまった わずらわしさだけを [01:32.00]くるくるかきまわして [01:37.12]通りすぎた夏の匂い [01:42.07]想い出して 懐かしいね [01:49.32]襟裳の春は 何もない春です [02:02.77]music [02:15.09]日々の暮しはいやでも やってくるけど [02:25.20]静かに 笑ってしまおう [02:30.33]いじけることだけが 生きることだと [02:40.56]飼い馴らしすぎたので [02:45.56]身構えながら話すなんて [02:50.84]ああ おくびょう なんだよね [02:58.22]襟裳の春は 何もない春です [03:07.88]寒い友だちが 訪ねてきたよ [03:18.16]遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ