永久に信じ感じ 死ねぬ消えぬ心 ねじれよじれあふれ 赤く暗く濁り 遠く遥か生き続け 喪失に体震わし 敗北の音だけを 最後に噛み砕く 消え去る時の刻みを 耐え難く積み重ねて 答えなどないことを おまえは知っている その手残る湿り信じ馬鹿な償い無駄な弔い きっとすべて通りすぎるなにもなにも残らぬ すべて無から生まれ落ちた最後覆うものも黒に そんなこともわからないでそんなことも気づかず 死ぬと感じ死ぬと見つめ逃げて迷い先を辿り 生きて感じ生きて見つめ生きて生きて死につく 怖い寒いだるい熱い心体なにもかもが むしる叫ぶ殴る跳ねる叩きつぶすこなごな 俺の中に何か残るそんなはずはないが残る 誰も入りこめはしないなのに誰か残ってる 何も見えはしないはずが何か見えるそんなはずは 消えてしまうはずが無いと信じだから幻 すうっと引いてすうっと消えてとても静か怖いほどに 刺さる棘が流れ震え増えて増えて突き刺す なぜかなぜか痛い痛いがまんできぬほど痛い 爪がはげて指が割れて血が流れて溜まってる すべて無から生まれ落ちた最後覆うものも黒に そんなこともわからないでそんなことも気づかず すべて無から生まれ落ちた最後覆うものも黒に たぶんきっとそれに俺は気づくことを避けてた 血塗られ 握りしめる 遠く遥か生き続け 喪失に体震わし 敗北の音だけを 最後に噛み砕く