[00.00:00] [00:11.69]「梦かうつつか 春たちて さくら花散る [00:18.20]そして、うちは恋に落ちました [00:22.65]想う恋、忍ぶ恋、 [00:25.70]燃える恋、いけずな覚えないや [00:33.57]濡れた髪にそっと 唇よせて目を闭じて [00:39.48]涙ぐんだらあかん? [01:01.53]胸を焦がして追いかけた [01:04.85]あやかしみたいに追いかけた [01:08.74]いつか一绪に死にたいわ [01:14.20]あゝ梦に操られ 舞う恋の [01:25.64]风が吹いただけで 散りゆく定めなら [01:32.63]抱き合ってその日に燃えてしまいたい [01:39.63]そして红の色があせてゆくように [01:46.68]いとしい人のなか灰になりたいの [02:01.04]思いきれない侘びしさと [02:04.39]伝えそびれた侘びしさと [02:08.39]うちが死んだら泣きはるの? [02:13.75]あゝ闻けば枯れそうな [02:25.18]星が凛と鸣れば [02:28.74]夜道を照らすから [02:32.31]想いはとまらない燃えて燃え尽きて [02:39.13]こんどこそ逃がさない [02:42.88]この身が消えても逃がさない [02:50.30]「夏虫の 身をいたづらに なすことも 一つ思ひに よりてなりけり [02:59.00]これは古今集から恋の歌。 [03:03.32]せやな、うちも似たようなもんどす [03:07.32]火を爱して炎に飞び込む夏の虫。 [03:12.01]うちがそないな想いの炎によって身を灭ぼしたい思います。」 [03:21.27]风が吹いただけで 散りゆく定めでも [03:28.29]想いはとまらない燃えて燃え尽きて [03:35.33]こんどこそ逃がさない [03:39.18]この身が消えても逃がさない [03:49.04]面影に酔うほど 今宵乱れます [04:16.54]「戀の色ってなんやろね [04:20.26]秋の海に映っているお月さん色。 [04:24.39]はんなり雪化粧、真白い心色 [04:29.78]さくら散る散る思い出、乙女色。 [04:35.35]うちは全部あんたの色に染めてみせます。 [04:41.52]この世の誰よりもあんたのことが好きどす。 [04:46.75]たとえ世界を敵に回しても…そう、閻魔さんや神さんだってかましません。 [04:55.74]うちが守ってみせます。」 [04:58.63]