遠く 風が雨雲を呼んでる あの日の気持ち 隠してゆく 濡れた石畳の舞台の上で 調子外れのワルツ踊る 昨日の涙の跡を消して 優しい青がたゆたう街で 夢を見るの 風景に溶けだした思い出が どうしてもあなたの影ちらつかせる 「好きだよ」なんて言わなくて 「愛してる」なんて知らなくて もう一度あの日に戻れるなら 傷ついたあなたに気づけるかな? つないだ手の温もり 忘れないから··· 夢の中へ 沈む夕日に雨が色づいて ステージライトのような空 未来へ道は続いてるけど 二人で歩く道はどこにも見当たらない もう今は届かない言葉 ユラユラと 行き場を探す 涙が奏でるギターの音 合わせて 今日も孤独な夢で また踊るの 透明に晴れ渡った夜空に 青い月の光射し込む あなたが選んだ未来 私が求める過去 どんなに探したって見つからない 月に祈ったって叶わない あなたの愛から離れられないよ 今でも まだ この想い 胸の中で強く輝き続けてる 降り出した星の雨に包まれ 鳴り出した星の音に包まれ 星座のように 星を結ぶように また踊るの