[0011.490]晴れた朝日曜日 [00:16.490]『学校はどうだ?』ってきいてる [00:20.490]その声はきっと家族を守ってるんだ そんな気がする [00:32.490]『変わったことはないよ』 [00:38.490]少しだけ強がるのは [00:41.490]外に干してあったワイシャツが似合うような男になるため [00:51.490]いつも 優しいヒーロー [00:59.490]僕もいつかあなたになりたいと願う [01:03.490]汗をかきながら働きたいと思う [01:08.490]誰になんて言われたっていいじゃん [01:13.490]僕がずっと誇りにしてるからね [01:30.490]日が暮れて水曜日 [01:36.490]僕はひとりで悩んでた [01:39.490]学校であった出来事を伝えようか 迷いながら [01:51.490]『無理することはないよ』 [01:56.490]まっすぐに見つめるから [02:00.490]その声をきいて [02:02.490]涙が溢れたんだ [02:07.490]がんばってみるよ [02:10.490]いつも 優しいヒーロー [02:17.490]次の朝会社に出かけるその前に [02:22.490]心配そうに僕の部屋をのぞいていく [02:28.490]眠ったフリをして僕がきいたドアの音は [02:36.490]『がんばれ』って言っていた [02:41.490]僕の勇気ノックした [03:01.490]雨の朝金曜日 [03:07.490]満員の電車に揺られて [03:10.490]小さくたたんだ新聞に目を落として [03:17.490]会社に向かう [03:21.490]そんな 優しいヒーロー [03:30.490]僕もいつかあなたになりたいと願う [03:36.490]電話越しに頭下げ何か書いてる [03:41.490]少しだけシワになったスーツは [03:45.490]大事なもの守ってる証 [03:51.490]僕もいつかやがて社会に出るだろう [03:56.490]守るべき誰かに出会っていくんだろう [04:01.490]『おまえならきっと出来る』って言った [04:05.490]僕はずっとおぼえているからね