[00:00.00]パロディス [00:03.39]小南泰葉 [00:13.09] [00:16.41]飼い慣らされてしまった道徳がモノに蔓延る [00:23.72]パラサイトみたいに深く深く 根付き蜜を吸い巣食う [00:31.73]僕は存在しないような存在にはなれなくて [00:38.26]又目隠しで車のボンネットに縛りつけられて走る [00:45.73] [00:46.53]揚げ足鳥が肩に止まって 僕の目突き始め [00:53.96]それはそれは美味しいそうに転がして食べる [01:01.13] [01:01.58]パロディ 芸術は何時の日にも報われない [01:05.65]僕の陣地にはピアノ線 入ると首が飛びますよ パロディ [01:16.25] [01:23.97]四角い箱の中で愛嬌振りまく少女が [01:31.33]僕の片目には泣き叫んでいるようにしか見えない [01:39.17]しゃがれた声しかない [01:43.16]でも不幸福を歌うには事足りている [01:48.45]足りない物はもうないのさ [01:53.40] [01:54.29]鼻の効く小犬が嗅ぎ回り 僕の耳に近付き [02:01.57]それはそれは楽しそうにチョキチョキ引き千切る [02:08.76] [02:09.14]パロディ 芸術は探偵が調べ上げ [02:13.25]折角引いた他人との境界点も線も [02:18.93]蹴散らしてしまった パロディ [02:24.10] [02:43.99]首の取れた胡桃割り人形が踊り狂う [02:51.40]同じ所を何度も何度も還ってくる [02:59.25]どこにも飛び出せない恐怖は“明日を放棄する”に足りる [03:07.86]パロディスト 人の言葉を借りて前倣え [03:13.54] [03:14.37]前に続け続けパロディ 前に進めないんだろう [03:22.34]君の存在もパロディ 人生そのものがパロディ [03:32.49]芸術は何時の日にも報われない 僕の陣地にはピアノ線 [03:40.54]だから豚さんこちら手の鳴るほうへ パロディ [03:47.67] [03:49.81] [03:53.19]