この歩道橋の上君の家の方角を眺める 何が見えるわけでもないけど ちょっと嬉しかったりして 夜の風の中今日も隣の駅途中で降りてみる 見慣れた街並み歩く帰り道 コンビニの灯りがキレイだね ふざけ合って喜び合って共に愛語らって そんな全てが今ならきっと力に変わるから また出会って寄り添い合って時に愛見失って そんな全てが今も この歩道橋の上君の家の方角を眺める 何が見えるわけでもないけど 嬉しかったり切なかったり悔しかったり 思い描いた未来この街の景色のように また変わっていくけど それでいい ビルの灯りとか流れるランプが消える頃にはほら 知らない街のようにその姿が変わる あの頃の想いだけ残して 笑い合って慰め合って共に夢語らって そんな全てが今はちょっと昔話だけど 時間が経って仲間にだって 守る暮らしがあって そんな全てが今も この歩道橋の上君と見た同じ月明かりの 真ん中にいるような気がして 思い出したり苦しかったり強くなったり 夢に終わりなくてこの街の景色のように ただ変わっていくだけ それでいい 許し合ってまた強がって共に傷広がって そんな全てと今もちょっと戦っているけど 損したって君が笑って守る意味とかあって そんな全てを今もまだ この歩道橋の上君の家の方角を眺める 何か見えるわけでもないけど 嬉しかったり切なかったり悔しかったり 思い描いた未来この街の景色のように また変わっていくけど それでいい 右手に夢左手に君世界中の贅沢よりたった二つ 欲しいものはそれだけでした なのにいつからか両手いっぱいで 自分の夢だけで精一杯で だから今度は両手いっぱい 君に伸ばすから笑って欲しくて 手を振り迎えに来る君明日も会うって何度も言う君 ちょっと寝込んだだけで 大げさに看病しに来たくせに寝ちゃう君 悔し涙の夜自分の事のように泣いてくれた君 今もそれだけは変わっていかない