目が覚めたらすっかり夜で 誰かに会いたくなったよ 鍵もかけずに部屋を出て 夜の、夜の、空を歩く 最近は髪も爪も切らず 復讐もガソリン切れさ なんにも食べたくないし ずっと考えている 復讐から始まって終わりはいったい何だろう 償い切れない過去だって決して君を許さないよ それでもやるしかないとか、それもエゴだって話 今まで傷つけたぶんだけ いつかの誰かを救えるわけがないだろ あいつが泣いていた夜 あの子は笑っていたよ 君は罪を犯し 誰かがそれを見ていた 思い出しても仕方のないこと 家へ帰ろう、夜が明けたら 復讐から始まって終わりはいったい何だろう 償い切れない過去だって決して君を許さないよ それでもやるしかないとか、それもエゴだって 今まで傷つけたぶんだけ いつかの誰か救えるわけがない でも、でも、でも、でも 夜が明けたら 夜が明けたら 許されるようなそんな気がして 生きていたいと、涙が出たのです 夜が明けるよ、夜が明けるよ ほら夜明けだ