憐れみ刻んだ瓦礫の中で 朽ちてゆく儚き美俗 見失った生き抜く意味を この身掲げ全てに捧げる 混在する種は争い 絶える事の無い不条理 苦悩抱えてゆく 荒廃する大地に ただ凛として咲き誇る花の様にずっと 「枯れない強さを」 聡明なる喜劇の園 能書き並べ這う蛆 御立派な身分さ 我欲に目覚めた嘆きの中へ 散りばめた僅かな美徳 剥がれ落ちた脆い理性と 喪失抱いて眠れ 創造は支配を呼び 祈りは消え崩れる理想 涙埋めてゆく 吐き気惑う