作词 : 日山尚 作曲 : 霜月はるか 波風絶えぬ海処 そこひも識らぬ水際 灯り響もせ 筒闇に 潜く此の詩声 数多の影の住処 沫に混じりて 藻屑に溺る我が身には 弛まぬ心 希ひを抱きて 往き至れば深き濁り 閉ぢられし扉に 聲なき聲吟ふ君 嘆き湛ふる夢ぞ果つる 鎖さる檻に絡まる細き躯 其の想ひを今こそ解き放て 願はくば 水面より濯く光 君にあれ 誘へば 迷ひなく舞ひ上がれ 直に天飛ぶ鳥の如く