[00:40.15]静かな海沿いの闇深き道を [00:48.62]一人馬に揺られ僕はただ進む [00:57.43]見上げれば丸い月が空を照らし [01:06.27]淡い光は足元には届かず [01:15.03]水面には丸い光の映し身 [01:23.89]波揺れて 幻に 呑まれ消え行く [02:16.40]穢れし罪人の歩み止めること [02:24.97]聖なる行いと信じたあの頃 [02:33.75]気付けば誰よりも穢れた自分の [02:42.30]魂救う道などありはしない [02:51.29]数多の命奪いしこの両手 [02:59.91]消えることなく浮かぶ紅い幻 [03:17.19]あの日初めて僕は気付いた [03:26.01]守るべきもの持つ眼差しに [03:34.70]暗闇に 心囚われたはずの [03:43.18]彼らが胸に抱く光に [03:51.90]かつての敵と味方とに追われながら [04:01.70]成すべきことはまだ残されているはず [04:10.42]二度と取り戻すこと叶わないけれど [04:19.17]同じ過ちを繰り返させはしない [04:27.90]ただ一つの願いを託して [04:36.28]一度だけ立ち止まり遠く夜空見上げる [04:54.00]白む夜空見上げる