見渡す限りの荒野に ひとり立っているんだ  そりゃ身震いもするだろう  幼い少女が 夢に見ている  白馬の王子みたいなもの  僕らもどっかで 知らないうちに  期待してしまっていたのかも  不完全なこの世界を 誰かが  描き足してくれるなんてない  信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい?  見渡す限りの荒野で 行く先を示すもの  胸に抱いて歩いてこう 世界が微笑む この場所がどこだろうと見上げれば瞬く星  その下で君を思えば 悪くない夜になる  不安を数えた指に温もりが灯る