メタモルフォーゼ 作曲·編曲:後藤次利 だめじゃないのに だめなふりして 許す唇 あなたの肩越しに 震える星座 「夢でいいでしょう」 言いきかせても 肌が裏切る 心をそそのかし 幸せねだる 戸惑いも脱ぎすてた 北風の窓辺で さみしさは 女をわからずやに してしまう戯言(たわごと) どうにかなりそうに抱いて なりふりかまわずに ためいきは 花の色に まなざし 月に変えて どうにもならない 好きよ どこでも さらって 嘘じゃないのに 口にするから 愛ははかない いっそ唇噛(か)めば 無口になれる 「かまわないでしょう」 いいなりになる 胸の高鳴り いいと言ってくれるまで あなたにあげる 戸惑いも脱ぎすてた 月灯りのなかで またすぐに 涙に乱される この気持ち わかって どうにかなりそうに抱いて なりふりかまわずに ふたりきり 探しあてる 綺麗になれる答え どうにもならない 好きよ どこでも さらって こんなに愛していいの キリキリするくらい さみしさを 忘れられる 優しさに 揺れながら どうにかなりそうに 抱いて なりふりかまわずに ためいきは 花の色に まなざし 月に変えて どうにもならない 好きよ どこでも さらって 夜明けは まだ 遠いどこかにあるわ 涙も まだ 遠いどこかにあるわ