道を歩く小さな命は 意思の川を溺れながら渡る 草に絡め取られそうになって 纏った意識を脱ぎ捨てて 体温は異常を示し ゆっくりと流れる風は心奪っていったんだ 二つの嘘を重ねて消した 貫いたのはひとつの真実 何処かに置き忘れてきた素直と 失くした心が嘘を紡ぐ 微かに 動いた 乾いた 太陽 静かに 照らして 途絶えて 停まった 降り注いだ真っ白な空は 遥か遠く見上げた過去の空 偽るだろう 運命を信じて 色の無い世界を駆け抜けて 憂鬱と流れる時と擦れ違う心が いつか傷を深めていったんだ 霞んだ今を叫び続けた いつか声が届くと信じて 震える両手からこぼれた涙と 乾いた心が解ける日まで 永遠の無い世界 僕等は生まれた 答えを探して 未来を探して Just now 戻れない過去に縛られる This world 「そんな世界なんてまっぴらごめんだ」 心ない空の向こうもう何も見えない That world 忘れない様に創られた This world 「それが嘘か真実かも解らない」 心ない空の向こうもう何も見えない That world もうこの世界の果てに見上げた 決断の色彩は 深く心眠っていったんだ 霞んだ今を叫び続けた いつか声が届くと信じて 震える両手からこぼれた涙と 乾いた心が解ける日まで 二つの嘘を重ねて消した 貫いたのは一つの真実 何処かに置き忘れてきた素直と 失くした心が嘘を紡ぐ 微かに 動いた 乾いた 太陽 静かに 照らして 途絶えて 停まった 永遠の無い世界 溢れた涙は 時の無い世界に 未来を照らした