「もうこのまま眠りに落ちてしまえば」 そう囁くような灯儚くゆらめく 新たな命と引き換えるように 繰り返される輪廻の渦を漂う その目を閉じて 思い返して 与えられた命の全てに優劣はない それさえ人は忘れてしまう それぞれに道は違えども同じ時を生き 同じ時に迷いそれぞれの答えを探すの どうして 人は何故 優しく脆く 愛して 失くして それでも愛するの その目を開けて 美しい世界 消せぬ過去も見えぬ未来も背負いながら ただ前に遇むしか出来ない 誰もが痛みとともに在り だからこそ 幸せや喜びという感情が在るのでしょう もうこのまま眠りに落ちていく どうして 人は何故優しく脆く 愛して 失くして それでも愛して 届いて 届いて この手を掴んで 「僕等は全て同じなのだから」