まったく急に高熱を出すなの 寝相の悪さって布団でも蹴飛ばせて寝ていたのか 生意気に言い返すすろと少しましによだな ずっと看病してくれていたのかだと 魘されているお前の吐息やたらと粗くてな 気が散ってしょうがない うん、お前汗がすごいな ちやんと拭ないと風邪がひどくなる ほら、タオルを使え どうした呆けとして まさか 俺に拭けと有意じゃないたろうな ああ、俺に見られていては汗を拭かない 乙女らしいところもあるものだな ああ、いや ,その なんだ,済まなかった そいえば寝込んでから何も食べていないだろう 食事を運んで来てやるから そのまでに汗を拭いておけ おい 食事を持って来ていたくぞ あげていいか 起きやがらなくていい寝っていろ 卵入りに雑炊だ 風邪のお前でも食えるだろう おい 熱いのだから気をつけろ まったく お前はしょうがないな そうだな 風邪を引いているだからうっかりするということはあるな わかっだ 俺が言い過ぎだから拗ねるな 責めてのもわびだ 俺が食べさせてやろう どうした さっきまで 拗ねていたのに 急に遠慮して 恥ずかしいだと 今までさんざん看病していた俺に何を照れることがある ほら 口を開げろ 何? 熱くて食べられないから冷ましてほしい さっきまで照れていたと言うのに 急に甘えたいようなことを言うのだな わかった 火傷しないようにしてやる ほら これで平気だろう さあ 食べろう 美味いか 味が分からない まさか 動揺して味がわからないのか ははは 冗談だ 風邪のせいだろう そういうことにしておいてある ほら どんどん食べろう しかし こうしてお前に食事をさせていると まるで雛鳥の面倒を見る 親鳥のような気分になるな 口元に米粒を送って見せても間抜けなだけだぞ いいからじっとしていろう とっである まだ肌が熱いな いちちょうおこったりするだから まあ そこがお前の可愛いところでもあるかな 何でもないくだらんことを気にしないでいいから食え しかし お前は本当にだめなやつだな 俺が目を離せば風邪を引く 風邪を引いたら子供みたい付き切りで看病してやなればやらない てのかかるやつだの お前は 巴衛だって風邪を引けばひとりじゃ無理でしょうだと 馬鹿馬鹿しい 人間じゃあるないし風邪など引くか それに 例え風邪を引いても無様な姿など曝さん全てひとりでやてみせる なにか寂しそうな顔をしている 確かに 俺はひとりで平気だが お前は無理だろう だから まだ風邪を引いてもいいように そばにいてやる